店主の顔とどっちがでかい?冬の香り、晩白柚(ばんぺいゆ)

今日は、雑煮のせき亭の年末年始の風物詩であり、私にとっての「元気の源」である、ある果物のお話をさせてください。

毎年おみえになるお客様に、感謝の気持ちとしてサービスで提供している、晩白柚について

世界最大の柑橘類 晩白柚 ばんぺいゆ

▲お客様にお見せすると「これ何ですか!?」と驚かれるサイズ感です。

世界一大きな柑橘類「晩白柚(ばんぺいゆ)」

ご存知の方も多いかと思いますが、これはギネスにも認定されている世界最大の柑橘類、私の大好物、晩白柚(ばんぺいゆ)です。

香りが高く、皮は分厚いですが、中の果実はサクサクとした独特の食感と、上品な甘酸っぱさが特徴です。
実はこの晩白柚、私にとっては単なる美味しい果物以上の、深い思い入れがあるものなのです。

叔母が剥いてくれた「魔法の果物」

私の母には双子の妹がおりまして、私にとってはもう一人の母親のような存在でした。
夏休みや冬休みには、長崎の叔母の家に遊びに行き、同い年のいとこやいとこの友達と遊ぶのが何よりの楽しみでした。

私が体調を崩すと、叔母が決まって剥いてくれたのが、この大きな晩白柚でした。

不思議なことに、叔母が剥いてくれた晩白柚を食べると、次の日にはケロリと元気になっているのです。
子供心に「これは魔法の食べ物だ」と思っていました。

妻の実家と、幼馴染が運ぶ「ご縁」

大人になり、今の妻と結婚して実家の山鹿(熊本)へ挨拶に行った時のことです。
ふと庭を見ると、立派な晩白柚が実っていました。

「ああ、ここでも繋がっているんだ」

不思議な縁を感じずにはいられませんでした。
今は亡き妻の祖父母様が植えてくれたその木から、毎年シーズンになると、私の大好物ということで、娘へのお小遣いと一緒に晩白柚を送っていただいています。

娘とお義父さん 晩白柚収穫の様子

そしてもう一つ、面白いご縁があります。
お店でお客様にお出しするために、私は年末に晩白柚を「大人買い」するのですが、これを八代(晩白柚の名産地)から運んでくれているのが、なんと私の幼馴染なんです。

かつて叔母の家で一緒に遊んでいた、あの頃のいとこの友達。
世界最大級の果物なので送料も大変なことになるのですが、人の縁がこうして博多の私の店まで届けてくれています。

【動画】分厚い皮もこれで解決!晩白柚の剥き方

そんな思い出の詰まった晩白柚ですが、お客様からはよくこんなお声をいただきます。

「知ってはいるけど、高価だし剥き方がわからない」
「皮が分厚すぎて、包丁を入れるのが怖そう」

そこで、私がいつもやっている剥き方を動画にしてみました。毎シーズン一人で40個はむいています
厚い皮をサクッ、メリメリッと剥いていく様子は、見ているだけでも少しスッキリするかもしれません(笑)。

フルバージョンはこちら↓

年末年始、皆様にも「休息」を

私が年末の繁忙期に晩白柚を食べて体を癒やすように、皆様にも年末年始はゆっくりと体を休めていただきたいと願っています。

せき亭の「冷凍博多雑煮」は、そんな想いから生まれました。

「お正月くらい、台所に立たずにゆっくりしてほしい」
「電子レンジで温めるだけで、博多の本格的な味を楽しんでほしい」

製法特許も取得したこのお雑煮は、今年で20年目を迎えました。
私が晩白柚でチャージした元気をお雑煮に込めて、皆様の食卓へお届けします。


📦 お取り寄せ・関連情報

コメント